横浜戸塚プリモ動物病院

横浜市戸塚区平戸2丁目7-1

受付:9時〜20時 年中無休 電話:045-392-7600

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尿路疾患

こんな時には要注意!

  • なかなかオシッコが出ずに気張っている
  • 尿に赤い血が混じっていたり、尿全体が赤い(血尿)
  • トイレに行く回数が多い(頻尿)
  • トイレを失敗する回数が多くなった

尿路疾患で代表的な 膀胱結石・尿道結石とは?


 膀胱から尿道にかけて、結石が出来て、粘膜の炎症や尿路の閉塞を起こすことです。尿石症とも言います。
 尿石ができる場所によって、腎結石・尿管結石・膀胱結石・尿道結石と分けられます。
 閉塞が長時間続くと、腎臓の障害に繋がり、重篤な症状になることもあるので、早期発見と検査が重要です。

膀胱結石・尿道結石ってなんでできるんですか?


その子の体質にもよりますが、一般的には

①尿の滞留時間 :お水を飲まなかったり、脱水で、濃い尿が尿路系に貯まってしまう場合)
②食事 :食事中に含まれる塩類(無機質濃度)のバランスと量
③尿石核 :粘膜上皮や壊死片組織(尿路内のゴミ)や尿中のアルブミンやグロブリンなどがもとになります
④尿路感染 :膀胱炎や尿道炎なども原因になります

などが原因と言われています。

どうやって治療するのですか?


①外科手術:結石が大きくなり、尿路に負担がかかってしまう際には手術が必要になります。
麻酔を行っての手術になりますが、早い段階での手術であれば、負担は少なく済みます。

②食事療法:ミネラル分などを調整した結石が出来にくい療法食(処方食)を使用します。
結石の種類により、推奨の食事は変更します。長期間使用することが多いですが、尿の性状を検査しながら、最終的は一般食に変えていくことが理想です。

③抗生物質:尿路感染が存在する際に使用します。

④その他 付帯する症状に応じて、薬剤を使用します。

治療例


【ミニチュアシュナウザー、男の子】

 寒くなると、水を飲む量が減り、結石の症状が出てしまう子が増えてきます。膀胱は大きな袋状をしているので、結石が膀胱にあるうちは重篤な症状は出ないのですが、今回は、以前から存在していた膀胱結石が尿道に移動してしまいました。

尿道内のレントゲン画像

尿道内のレントゲン画像

膀胱内のレントゲン画像

膀胱内のレントゲン画像


 尿道は直径数mmしかなく、結石があると疼痛・排尿障害を起こします。
尿閉(尿がまったく出せない状態)のまま時間が経過すると、腎後性腎不全を引き起こし 生命に関わるため、外科的介入を行いました。
 全身麻酔をかけた状態で尿道カテーテルを挿入すると、結石を膀胱内に押し戻すことが出来ました。
 尿道結石は無くなったので、膀胱切開を行い膀胱内にたまっていた砂状の結石を除去して 手術終了となります。尿道結石が動かなかった場合は尿道切開を行う必要があったので、比較的侵襲の少ない手術で終了することが出来ました。
 術後の検査により、結石成分はシュウ酸カルシウムと判明しました。
 この結石は一度形成されると溶けないので、今後は再発させない内科的管理が必要となります。

終わりに


 膀胱結石や尿道結石は、その子の体質や環境が大きく影響します。
 定期的(半年おき)に尿検査で尿の状態を確認したり、超音波(エコー)検査で膀胱の状態を確認することで、事前の対策が可能です。

尿検査が含まれている健康診断はこちら

 また、突然症状が出てしまった場合にはすぐに対処が必要な場合が多いです。すぐに病院までご連絡ください。

電話:045-392-7600


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